＊ ページ12
自由になったAはコツ...コツ...とゆっくり
ジャックの元へ歩んだ。
そしてジャックの前まで来た。
『...スパロ...ろす...』
何かボソボソ言っているAにジャックが
声をかけた。
ジ｢...A？｣
その瞬間、Aは腰の銃を素早く抜き
ダァン！！
｢「「 ？！ 」」」
ジャックへ向かって発砲した。
銃弾はジャックには当たらず、ブラックパールの
柱にめり込んだ。
オ｢A・ローズ...カリブの姫よ。
お前の使命はなんだ｣
『...ジャックスパロウを殺す事』
Aの瞳が赤く光る。
ウ｢A！何を言っている！｣
エ｢そうよ！変な冗談はやめて！｣
様子のおかしいAに必死に呼びかける2人。
他の船員たちもザワザワし始める。
しかし当のジャックは黙ったままその場に
動かず立っていた。
いや、動けなかった。
Aに銃を向けられていたからと、
オリバーへの怒りで。
しかし今のジャックには怒りの方が
勝っており、銃には目もくれない。
鋭い目つきでオリバーを睨んでいた。
ジ｢...まさかまだその能力が生きてたとはな｣
オ｢片目だけだがな｣
コッ...とオリバーの元へ近づこうとしたジャック。
しかしAの銃がそれを許さない。
ジャックはAを見ると、ガッと銃口の
部分を掴みニヤリと笑って言った。
ジ｢お前に俺が撃てるのか？｣
表情も変えず何も言わないA。
それをいい事にジャックはAに顔を
近づけてキスしようとしたその時
ダン！！
ジ｢...｣
パサっとターバンの装飾が床に落ちた。
撃たれると思ってなかったのか目を見開く
ジャック。
ジ｢...なんて可愛くない女だ｣
オ｢例え片目でも効果は抜群だろ｣
オリバーは一歩一歩ジャックに近づく。
オ｢まぁでも愛する女に殺されるなら本望だろう？｣
見下すオリバーに睨むジャック。
オ｢野郎共！全員縛り上げろ！｣
オリバーの手下達はブラックパールの乗組員を
次々と襲い縄で縛り上げた。
エ｢A！｣
Aは何もせず無表情でただ突っ立っていた。
オ｢今から、スパロウの処刑を行う！｣
おおおおおと湧き上がる歓声。
板の上に立たされたジャック。
そして柱に縛り付けられているパールの仲間。
そして彼らに銃を向けるA。
カリブ海にはオリバーの手下による、
飛び降りろコールが響くだけだった。
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ポチ - 初めまして。リクエスト今大丈夫でしょうか？ (2018年9月6日 10時) (
レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン - あやさん» パイレーツの曲は頭に残ってとてもいい曲ですよね！ありがとうございます！ (2017年8月30日 22時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
あや - めっちゃ面白いです戦うとき自然と曲が流れます (2017年8月26日 5時) (レス) id: 8de3a34ee9 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン - あゆさん» いいですね！ドキドキしちゃいますね！リクありがとうございます！ (2017年8月7日 23時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - リクエスト失礼します！夢主が１日ジャックのメイドになるって言うのはどうでしょうか？ (2017年8月7日 20時) (レス) id: d87457d5ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモーン | 作成日時：2017年7月16日 2時
