銀魂【原作沿い】万事屋日和

第十八訓 −1 ページ43

『食料ないからってこれはないよ』

池で釣った魚を食べるらしい。

新「うわっ！またコイツだ」

新八君が釣ったのはグロキモい…魚？

『どうせマトモなのなんて釣れないよ』

銀「そうなったら俺はAを食べるぜ｣

『そうなったら私は銀時を殺すね』

その時神楽ちゃんがこっちを向いた。

神「コレスゴイの釣れたアル見て見て」

おお〜なんだろと神楽ちゃんの釣竿の先を見ると

海「いだだただだだだ‼」

…河童⁈


【男ならとりあえずカジキ！】


『…銀と』

銀時は瞬間移動並みの速さで河童？を海に
蹴り落とした。

銀「今見たことは忘れろ いいな…」

新「…銀さん今の河童じゃありませんでした？」

だよね、スゴイ速さで沈めたけどそうだよね。

「てんめーら 眼鏡割れちゃったじゃねーか
コノヤロー」

池からさっきの河童が新八君の足を掴んだ。
それを見た瞬間GO‼

海「逃がさん‼ 住所と名前を言え‼」

河童の舌がのびて足に絡まり3人一斉に転ぶ。

銀「いて…‼オイA脚なんか絡ませて
誘ってんのか！こんな野外で…｣

『違うわ！舌が...！』

でも結局逃げられず…。

海「オッさんだってなァ最初から謝れば怒んないよそんなに」

4人で河童…海老名さんの前で仲良く正座して
お説教をくらう。

てか近所のジジィか！

海「いいか俺の皿だけは この皿だけは何人たりとも触れさせね…」

そう言って池に戻った瞬間皿に当たるゴルフの
ドライバーが。

「あゴメ〜ン ゴルフの素振りやってたら
手ェすべっちゃった〜」

そう言ったのはいかにも性格の悪そうな連中。

連中はこの土地を買ってゴルフ場をつくりたい
らしい。それには海老名さんが邪魔なんだと。

連中が去って海老名さんの皿をテープでペタペタ
貼る。

銀「オッさんよォ引っこしするってんなら
手伝う
ぜ」

海「よけいなお世話だバカヤロー アレ見ろ」

海老名さんの視線の先には…岩のような…

海「ありゃ昔おれが乗ってきた船だ」

あ、船か…海老名さんは天人らしい。

この池に住み続けていたら肺を患ってる娘に出会い親しくなった。

その子との約束を守るために今もこうして池に
住んで守ってるらしい。

銀「約束っつったって何年前の話だよ」

船はボロボロ…きっと何十年も前の...

銀「…粋狂にも程があるぜ つきあいきれねーや」

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