転生したので青春をやり直します！【d!】 (ページ4)

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Episode.3 ページ4

『ふっふっふ…はーっはっはっは！！！』

「恥ずかしいから辞めなさい。」

『ごめんなせぇ。』←

ごほん。皆さまぐっもーにんー！

待ちに待った吾我高校の入学式だよ！！

髪型もメイクも雑誌の「激盛れ！☆スクールコーデ集」の特集から学んだものを実践して、あれ！？わたし、もしかしてもしかすると可愛いのでは！？

なーんて思ってちょっとテンション上がっちゃったから、前述の笑い声に繋がってしまったわけです。

通行人からは冷酷な視線で見られました。
反省してますすみま千円☆

……それにしても。

『やっぱ私立だから、人多いねぇ…！！』

校舎もバカみたいに綺麗。アニメに出てきそうなレベル。制服も可愛いし、さっきから通り過ぎる人達はみーーーんなお顔が整った人ばっかり。

やめてくれ私の顔がどんどん梅干しになる。(？)

『もうHoney○orksじゃんこんなの！！そのうち現役高校生アイドルとか入学してくるやつじゃん！！ヒロインになるために奮闘する物語はじまっちゃうじゃん！！！』

「お母さんね、Aの元気なところは好きだけど、さすがにもう少し人目を気にして欲しいわ」

『申し訳ありません…』

奇行を繰り返しながら教室を目指していると、ふと後ろの方でどよめきが起こった。

んを…？？？なんだなんだ？？

振り返ってみると、少女マンガのイケメンキャラも慌てて逃げ出す程、美形な男子たちが仲良さげに歩いていた。

心做しか後光が差している。照○心美の男版みたい。

「ｷｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱシャオロンくんこっち向いてぇぇぇ！！」
「コネシマくん今日も顔が良いぃぃぃマジ国宝おおおお！！」
「ロボロくん可愛いいぃぃその瞳で泳ぎたあああいぃ！！」
「鬱くんﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝお願いだから貢がせてぇぇええ！！」

乙女ゲーム？？？

いや、乙女ゲームなんて生ぬるい。見ろあの子たちの目…血走っている…だと…！？

『いや某韓国アイドルのナムジャペンか！！』

※分からない人はTi○Tokで「ナムジャペン」と打ってみてね！
分かる人は友達になろう！！

乙女(1部男子も混ざってた)たちの渾身のラブコールを受けながら、まるでそれらが当たり前のように気にしていない彼等。

す、すげぇ…イケメンすげぇ〜…

『やっぱり照○さんじゃん…千年に一度のイケメンが大集合しちゃってるじゃん！？』

すごーい！！と飛び跳ねながらお母たまを追いかけた。