先輩と後輩 番外編 -Daiki.A-【完結】

先輩と後輩 ページ50

you.



そのあとは3人でお出かけしてプレゼントを買って貰って。




夜は伊野ちゃんおススメの和食屋さんで豪華な食事をいただいた。




家にたどり着いた時には陽葵はすでに眠っていて、
そのまま布団につれていった。




今日も無事に終わったと背伸びをしていた時、




後ろからふわっと抱きしめられる。




絶対ぎゅってされるだろうなって思ってて、期待してた自分がいたから思わず笑みが溢れる。




A「今日はとっても幸せな1日だったよ。ありがとう大貴くん。」


大貴「あのさ、A。


俺、この先の人生まだまだ長いけど。


いつか死んで、繰り返し生まれ変わっても




またAのこと見つけられるよ。」




そんなことをサラっと言って
おいで、と向きを変えられぎゅっと抱きしめられる体、




わたしの苗字が三崎から有岡にかわって




同じものを食べて同じお布団で寝て。




何をするにも一緒、柔軟剤も、シャンプーも。




匂いも同じになった。




出会った頃と何も変わらない、好きの気持ちはどんどん大きくなっていて愛へと変わった。




陽葵とわたしの取り合いをして大人気ない大貴くんも




仕事でなんでも捌きこなせて上司にも後輩にも慕われる大貴くんも




こうやって結婚して何年も経つのに夫婦としての時間を大切にしてくれる大貴くんも




全部の大貴くんが好きで愛しくてたまらない。




全ての出来事に優しい時間が流れていた。




こんなにも、誰かを愛しく思えるなんてあなたと出会って初めて知ったよ。




過ぎていく季節を感じながら、




同じ歩幅でずっと共に生きていきたいな。




A「また同じ会社に入社してわたしの先輩になってくれるの？」




大貴「出会いはそこからじゃなくてもいいよ。幼馴染とか」




A「ふふっ、先輩じゃないんだ。」




ふざけて2人で笑う時間も全てが大切で。




大貴「俺の奥さんになってくれてありがとう。




A、愛してる」






この先、あなたに愛される以上にあなたを愛していくよ







ずっとずっと







ーーーfin♡




長い間お付き合いいただきありがとうございました(^^)
評価やメッセージとっても嬉しかったです。
なぁより




2019.12.12
名取先生のおはなし書き始めました
お時間ある方は覗きに来てください♡
名取先生の愛しい日々





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