先輩と後輩 番外編 -Daiki.A-【完結】

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この日の行為はお互いを求め合うような、




ずっとキスをしてたし名前を呼びあって好きってとにかく言いまくってた。




熱くて濃厚で
唇が離れる一瞬の時間でさえも惜しくて。




ひと通り事が終わったあとのベッドの中で

手を繋いだり抱き合ってる時間が愛おしい。




「だいきくん、ここに来るために早起き頑張ったの？」




有岡「・・・悪いかよ」




「寝癖、ついてるよ」




有岡「うるせー！お前に早く会いたかったんだよ」




夜眠れなかったなんて言えるわけない。




思わず笑みがこぼれる時間。




「ねえなんで泣いたの？」




有岡「大貴くんだけの秘密です。」




ケチ、って言いながらむくれてる可愛い彼女。




オムライスの文字が愛しくて、美味しすぎて




1人で待ってたAの気持ちを考えると胸が痛くなって泣いたなんて言えない。




有岡「今日どうする？」




「・・・ずっとこのままでいたい、外に出たら大貴くんを狙ってる看護師がくるかもしれない」




がおーーって。そう言いながら




おれの首に腕を巻きつけてぎゅーってしてくる可愛いやつ




有岡「はは、んなわけねーよ」




俺もそのぎゅーに答えて。




素肌のまま抱き合うからくすぐったくて。





「あのね、怒らないで聞いてほしいことがあるの...」






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