先輩と後輩 番外編 -Daiki.A-【完結】

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そのあとはみんなで食事を食べて、
さぁちゃんの産まれてくる子供の話をしたり、
大貴くんの小さい頃の話を聞いたり。




大ママ「大貴の部屋、そのままにしてあるわよ。Aちゃん行ってきたら？あ、変なものあるかも」




大貴「ねぇよ！」




爽子「あ、元カノの写真とかあったりして」




大貴「んなもんねぇわ！」




「ふふ、行ってみたい。大貴くんがどんな学生だったか知りたい」




爽子「変なことするなよ大貴」




大貴「しねぇわ！うるせーなさっきから」




そう言いながら楽しそうに笑っていて。




さぁちゃんは幼馴染だから昔からこの家に来てるんだもんね。




私が過ごしやすいように沢山話しかけてくれて、




お父さんお母さんとも話す機会を短時間で沢山作ってくれた。




居心地のいい有岡家がすでに大好きになる




階段をのぼりながら少しドキドキした。




大貴「はい、どうぞ。」




「・・・おじゃまします、」




ドアを開けると勉強机とベッドと、本棚と。漫画ばっかりだけど。




しばらく部屋を見渡してたら後ろからそっと大貴くんが抱きついてきて、背中からぬくもりが伝わってくる。




右肩に大貴くんの顔がちょこんと乗ってて




大貴くんの短い髪の毛が耳にあたってくすぐったい。






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