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伊野尾「寒い。眠い。なんでこんな寒い時に外でご飯食べるわけ」
大貴「俺はAとふたりでよかったんだけど」
「まあまあ、そう言わずに。みんなで食べたら美味しいじゃん」
八乙女「そう優しいことが言えるんだもんな三崎ちゃんは。おいたん泣けてきちゃう」
少ない時間でささっとメニューを決めて注文する。
俺の隣に座った彼女からはすごくいい匂いがした。
この前の土日で買いに行ったハンドクリームを塗ってるみたい。
仕事の話やテレビの話をして。
ご飯を食べながらみんなでぺちゃくちゃ喋ってた時
伊野尾「あっ・・・あれって」
目の前に座るいのちゃんが俺らの後ろの方を見ながら何か言い出す
伊野尾「ねーAちゃんあれ山田くんじゃね」
「え?あ、ほんとだ。ちょっと行ってくる」
さっと立ち上がって俺じゃない誰かの方に走っていく
山田・・・聞き覚えがある。
Aが動くたびにハンドクリームのいい香りがして
その香りが遠くなった頃
八乙女「誰?山田くんって」
伊野尾「東山医科の営業部エース候補。で・・・大ちゃんと付き合う前にAちゃんのこと落とそうとしてたやつ」
伊野尾がわざと言ってるのかどう思ってんのか
その真意はわからなかったけど
後ろを振り向くと楽しそうに山田涼介と喋ってる姿があった。
いつか伊野尾が言ってたことを思い出す。
身長は俺と同じぐらいで、かなりのイケメンだって。
誰なんだよ、なんであんなにこにこ楽しそうに喋ってんの
無性に腹が立った
ご飯はもう食べ終わっていて
別に急ぐこともなかったけどAと笑って喋れる気にもならなかったから
大貴「わり、これ俺とあいつの分。次外でないといけないからもう行くわ」
お金を渡してさっさとその場を後にした。
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いく(プロフ) - 楽しいお話、ありがとうございます。新作も楽しみにしてます! (2019年10月8日 20時) (レス) id: bf142477e0 (このIDを非表示/違反報告)
けいとる - 最後までキュンキュンがとまりませんでした!先輩と後輩お疲れ様でした!新作待ってます! (2019年10月8日 17時) (レス) id: 28ae4d748b (このIDを非表示/違反報告)
あすみー(プロフ) - すごく面白くて何回も読んじゃいます。この作品大好きになりました。これからも頑張ってください!!! (2019年9月4日 20時) (レス) id: 070699b59e (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます!パパママ編もこちらで読みたいです! (2019年8月21日 0時) (レス) id: 725a6d5822 (このIDを非表示/違反報告)
涼菜(プロフ) - わかりました!ありがとうございます! (2019年8月6日 20時) (レス) id: 87395c27ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:naa | 作成日時:2019年5月31日 12時