先輩と後輩3 -Daiki.A-

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お店を出ると自然に繋いだ手。




よく見るとお店の横に堂々と大貴くんの車はとまっていて。




いのちゃんと来るときは全然気づかなかった。




助手席に乗せられて大貴くんの家に向かう。




そう言えば謝らないといけないことがあった。




「あの、大貴くん、大貴くんが翔北に呼ばれて私がせんぱいのパソコン使って資料作ってたときに成海さんからのメールを間違えて開いてしまって、、ごめんなさい。」




有岡「え？そうなの？あいつ俺が返事しないからってどうでもいいこと社内メールで送ってくんだよ。」




片手で運転してる姿がかっこよくて。




「その時から彼女なんだって勘違いしてました。」




両思いだってわかった瞬間からぽろぽろ出る本音。




聞きたかったこともあんなに悩んでたことも嘘みたいに言えて、少し笑えてくる。




有岡「てかさっきせんぱいって言ったよね。

もう先輩と後輩は終わりにするって言ったじゃん。

敬語もダメだから。」




私の言ったことの返しにはなってないけど(笑)




「うん、わかった。」




有岡「よし、ついた。早くケーキ食べたい、行こ」




そう手を握られ足早にエントランスへ向かう。




2人きりになったエレベーター内ですぐにキスされて。




たった数秒なのに




有岡「・・・ねぇ、我慢できない」




そう言いながら何度もキスをされた




初めてお邪魔する大貴くんの家にどきどきしながら




玄関に入ってからもすぐに抱き寄せられて




何度も何度もキスをする




どんどん深くなっていくそれについていくのが必死で。




自然と息があがっていく




「・・・はぁっ、だいっ」




喋ろうとしてもすぐに口を塞がれて。




耳元でこう囁かれた









有岡「・・・ねぇ、A。









、抱きたい。」









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