先輩と後輩2 -daiki.A-

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部長に報告に行ってる先輩。




いつも笑顔が素敵だな、いきいきしてる。




報告が終わったのか私の隣のデスクに戻ってくる




あぁ、なんだかな。




有岡「三崎。頑張ってんな。部長が褒めてたぞ、俺がいなくても真面目に頑張ってたって。」




頭にぽんぽん、と先輩の手が乗る




「有岡先輩、お疲れ様です。」




ん？と眉間にしわを寄せてこっちを見る先輩。




有岡「何かあった？何かいつもと違う。」




だめだ、私って全然可愛くない。




こんな勝手な私の気持ちを先輩に押し付けるわけにはいけない。




だって勝手に好きになりかけて、勝手に失恋して。





「いえ、いつも通りですよ！先輩、何か飲みますか？いれてきます」




席を立っていつも先輩が飲んでるカフェラテをいれる




はぁ、とため息をつくと私を追いかけてきてたのか
先輩の姿が




有岡「どうしたの？Aちゃん。なんかあったでしょ」




なんでこんな所でAちゃんなんて呼ぶの、




悲しいのに嬉しくてどうかなりそう、




「いえ、本当に何もないんですよ。まあ、強いて言うなら毎日パソコンして要領も悪いし残業で疲れちゃったって所ですかね」




なーんだ、と笑う先輩。




ずるいな、その笑顔。









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