先輩と後輩2 -daiki.A-

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日曜日は気晴らしに買い物に行って、また月曜日。




先輩に言われた通り連休前ですごく忙しかった。




先輩は営業先に行きっぱなしで




朝早くから準備して営業先に行って、直帰する。




私は会社で書類の整理をして残業して。




そんな毎日の繰り返し。




明日からは3連休、




今週に入ってから先輩と会ってないな、そんなふうに思ってたけど。








社員「有岡さんいますか？」




と。女の人だ。




「営業先に出ていていません。渡しものや伝言があれば預かりますが」




なーんだ、と女の人が。




この顔どこかで見たことあるなぁと、そう思っていた。









有岡「おー、ナルミ」







・・・せんぱい？、




あれ、ホワイトボードには直帰って書いてあったのに、




ナルミ、、









ナルミ「大貴！」









せんぱいの彼女って同じ会社の人だったの、、




楽しそうにお喋りしてる。




2人だけの世界に入っちゃって。




また、伊野ちゃんが言ってたことを思い出した




"大ちゃんって特別な女の子以外は名前で呼ばないらしいよ。"




廊下で楽しそうにしてる2人に背を向けてデスクに戻る。





何もなかったかのように事務作業を再開した。









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