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朝起きて久々に2人で向かった大学。
珍しく大ちゃんが起こしてくれた。
昨夜の雨も嘘のように清々しい朝だった。
「昨日大ちゃん戻ってくるの待ってたのに寝てしまった」
『ほんとだよー。俺優しいから布団まで運んだんだぞ(笑)感謝しろよ！』
「やだ！起こしてくれたほうがよかったよ！」
『素直じゃねーな(笑)今日俺バイトだから先帰っとけよ』
と2人で話してると
葵「Aちゃん有岡くんおはよう！
今日店休日でしょ！サークル行く？一緒に行こう！」
女の私から見ても葵ちゃんはかわいい。
目が大きくていつも口角が上がっていて女の子らしく髪の毛もゆるゆる巻いていていつもちゃんとしている。
「うん、一緒行く！大ちゃん、今日もパズルやっとくからバイト頑張ってね♩」
大ちゃんとバイバイして葵ちゃんと2人で講義を受けに。
葵「パズルって？」
「あー、今大ちゃんの部屋でやってるやつなの」
葵「ふーん、そうなんだ。あ、私あっちだからばいばーい」
彼女のその棒読みな返事にその時は何にも思わなかった。なんにも知らなかった。
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作者名：naa
| 作成日時：2018年5月8日 0時
