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帰りはゆっくり自転車を漕ぎながらしりとりをしていた
『あ、
そう言えば俺6月からバイト始めんだわ。
だから雨の日とかは山田に送ってもらえよ』
「そんな心配することないよー
子供じゃないんだし」
『お兄ちゃんは心配なの』
「ちょっと雄也みたいなこと言わないでよ(笑)」
大ちゃんは居酒屋でバイトをするらしい。
ここからは電車でいうと隣の駅。
『寂しいから月に1回は休み合わせようぜ』
えぇー？やだよ(笑)ってくだらないことで笑って。
そういう時間が1番好きだった
付き合ってもないのに2人の時間がなくなっていくことも知らずに笑ってたんだわたしたち。
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作者名：naa
| 作成日時：2018年5月8日 0時
