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『 .. そうだったんだ 』
だから海くんは先着のチケットを
取れたのかと納得できた
「 他の皆とも結構連絡してるしな 」
特に佑亮なんてずっとやで?
ほんまいい加減彼奴はしつこいねん
なんて言ってまた笑った
私はこの笑顔が好きだった
メンバーと一緒にいるときの晃一くんは
何よりも一番輝いて見えていた
思い出しただけで泣いてしまう
晃一くんが本人が目の前にいるのに
思い出して涙が溢れて止まらない
一年経ったというのに未練タラタラじゃん私 笑
「 もう 、泣くなって 」
『 .. ごめん 』
私が謝ると晃一くんは静かに話し始めた
「 一年前は迷惑かけた ほんまにごめん
あんなに怒ったり泣いたりしてる
情緒不安定なマネージャー見たん
初めてやったから 吃驚したけど
俺の事めっちゃ考えてくれてたんやなって
今でも感謝してる ありがとう
これからは違う道を進むことになるし
会う機会もめっちゃ減るけど
目的地は変わらず 彼奴らと一緒やから
目指してんのは 同じところやから
その日までお互い頑張ろう
そんでそこでまた会おう 約束な 」
『 .. っわかった 絶対ね 』
「 おん 、絶対 」
じゃあ 、時間やから行くわ
またな と帰っていってしまった
私の顔面は涙でグシャグシャで
何コイツと思われたと思う
こんなに泣いたのは
晃一くんが卒業してからぶりだった
晃一くんと話せたおかげで
心が前よりも軽くなった 気がする
会えて良かった
これからもお互い
目的地目指して 頑張ろうね
応援してます
晃一くん
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琥珀(プロフ) - タクヤくん話の続きが見たいです! (2018年1月14日 1時) (レス) id: c5472de7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pi . | 作成日時:2017年12月31日 20時