青春のすべて

難しい顔 ページ8

《安田ｓｉｄｅ 》









Aちゃん俺の事知らんもんなぁ









言わん方がええよな。うん。









メンバーは友達っちゅうことで紹介しとこ









｢さっき来た人達なぁ。俺の友達やねん。うるさかったやろ。ごめんなぁ｣









『､､､』









｢Aちゃん？｣









『あ、、、はい？』









｢大丈夫？｣









『あ、はい。大丈夫ですよ。さっきは寝てたんでよく気づかなかったです。ごめんなさい。』









｢あ、寝てたんや。そかそか。今度来たら紹介するなぁ｣









難しい顔しとったから、なんか他の話題振ろうと思うて









｢Aちゃんは歌とか聞くん？｣









って、言ってみたんやけど









『、、、特に、聞かないです』









会話続かへんなぁ(笑)









『あの､､､ごめんなさい。話全然続かなくて』









あぁ！謝らせてしもうたぁ！村上君とかにもっと話術学んどけば良かったなぁ









｢僕なぁ歌とか好きでなぁ。自分で作ったりもするんよ｣









『そうなんですか。凄いですね。』









お、褒めてくれたぁ









｢今度聞かせたるわ！ギターもってきてもらわなあかんなぁ！｣









『是非聞かせてください！楽しみにしています！』









お、今日イチの反応やん！Aちゃんに聞かすん楽しみやなぁ

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