4話つづき ページ7
その瞬間、
白虎が床へとへばり付いた。
動けなくなったのだ。
「はあ、
━━異能力、人間失格」
太宰が白虎に触れる。
「私の能力はあらゆる異能力を触れただけで無効化する。...君では私たちを殺すことは出来ないね。」
「─おい、中原！太宰！」
国木田が走って来た。
「やあ、国木田くん。虎は捕らえたよ。「つまんない駄洒落云うんじゃねえよ。」」
太宰が返事をし、中原が突っ込む。
「敦くんが虎に変身する能力者だ。」
「そうか。ったく、なんだあのメールは。中原」
「15番街の倉庫に虎が出る。逃げられぬよう周囲を固めろ。簡潔でいいメールじゃねぇか。」
「要点が抜けてる。次からは事前に説明しろ。太宰もな。おかげで非番のやつまで駆り出す始末だ。」
「なんだい。怪我人どころか何も起こって無いじゃないか。」
与謝野晶子
━━━能力名、君死給勿
「なかなか出来るようになったじゃないか。2人とも。まあ、僕には敵わないけどね！」
江戸川乱歩
━━━能力名、超推理
「でも、この人どうするんですか？自覚はなかったわけでしょ？」
宮沢賢治
━━━能力名、雨ニモ負ケズ
「そうだな。どうするつもりだ。お前ら。一応区の災害指定猛獣だぞ。」
国木田独歩
━━━能力名、独歩吟客
「ふふふ、実はもう決めてある。」
「こいつと意見被るたぁ、不本意だが、」
「「うちの社員にする。」」
太宰治
━━━能力名、人間失格
中原中也
━━━能力名、汚れつちまつた悲しみに
「おお！」「何それ」「やっぱり馬鹿だな」「はあ！？「うるせぇ国木田。」」
各々の声が響く。
「起きろ少年！」
敦が目を覚ました。
「敦くん、「右手見てみろよ。」」
「みぎ、て？ぇぇぇええええ！！！！」
中島敦
━━━能力名、月下獣
「中島敦！これより君は私たちの仲間だ。」
「武装探偵社にようこそな。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒洞揚羽(プロフ) - 鈴桜さん» わわわ！こっちの作品まで来てくれたんですね！！！ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年6月11日 21時) (
レス) id: 6ab151bc47 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 凄く面白いです！続き頑張って下さい (2020年6月11日 21時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱菜＠�� x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/468/
作成日時：2020年5月17日 16時
