レミィのAU物語 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:286 hit

LOVE！！ページ3

＊さぁあなたは
　きょうから
　ここでくらすのよ。

見渡す限り見えるのは、紫色のレンガと、謎の白い石のようなものだった。

「トリエル、失礼は承知しているのだけれど……
　ここに住むのはあまり気が乗らないわ」

＊そうなの…
　でもいちおう
　いせきのしかけに
　ついておしえて
　おくわね。

「……感謝するわ」

トリエルは少し、寂しそうな顔をしたので、取り敢えず感謝の意を伝える。
気は乗らないけど。
トリエルは、石のようなものの上を歩く。
どうやら、パズルみたいの物のようだ。

＊ここにはたくさんの
　「パズル」があるの。

パズルらしい。

＊しんにゅうしゃを
　げきたいするむかし
　からのぎじゅつよ

ふむ……次から紅魔館にも罠を仕掛けてみようかしら。
そうしたら白黒魔女も捕まえやすくはなるかもしれないわね。
そんなことを考えながら、トリエルの説明を聞いていく。
トリエルが次の部屋へ行ったので、私もついて行こうとする。
……何かしら、あの看板。
看板のそばに行き、文字を読んでみる。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＊先を進みたくば迷いを捨てよ。

＊真の勇者も愚か者も
　中間の道は歩まず。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

……なんのことを言ってるのかしら。
まぁ、今はトリエルについて行くのが最優先よね。
この部屋を後にし、次の部屋へ私は進んだ。