バカで優しくて、私の・・・ (ページ4)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:1,949 hit

2話ページ4

輝「そう・・・君には君でいろいろ事情があるんだね。でもー」

ぐさっ・・・

輝「どうでもいいんだよね。そういうの。

君は危険な怪異だだから祓う。

それだけ。」

輝「ー終わりだー」

ドシュッ

貴「っ・・・・・」

花「A・・・」

輝「お前・・・どうして・・」

貴「いい加減にっ・・・・！！」

グググッ

輝「Aっ！やめろ！」

ダァン！

輝「A・・・血が出てる・・・」

貴「バカにするな！！！！」

貴「私は弱いし！すぐ泣いちゃうし！まだ、兄さんの死を受け止められてないよ！

でもっ！何も考えなくていいなんて嘘だ！そんくらい分かるわ！バカ！」

貴「私は確かに花子くんのこと何も知らないでいいとか悪いとかテキトーに決めて

ダメだったと思う・・・。でも、怪異だから全部祓うとかなんか・・・違うよ。」

貴「私、師匠より絶対強くなる！

それからどうするか、私が決める。

必要なら私が祓う！だから、師匠は手出しなし！！！！」

輝「明日そいつが生徒を襲う可能性もあるんだよ。」

貴「そ・・・その場合は・・私がっ・・責任とるからっ！」

輝「今回だけだよ。ーAー。」

貴「っということで、ちょっとでも悪さしたらすぐ祓うからっ！」

花「・・・・・・」

貴「・・まっ、まだ泣いてんの？」

ぐい～

貴「おわっ！」

ドサッ