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よく考えてる。本当に私なんかが姉でいいのか。
だって私は神の目もないし、料理も出来ない。迷惑を掛けるばかり。
さらにいつからか法廷に出るのも怖くなってしまった。
本当にいつからなんだろう？馬鹿みたいだ。
妹に国を任せて、もう私が居なくなっても居ても変わらないんじゃないか。
そう思いながら、私はハサミを取った。小さい頃フリーナのおもちゃを作るために使ったハサミだ。
「これを使えばきっと‥」
そう言いながら私は心臓に思い出の道具を突き刺した。
「ぐあっ‥ひぃー、はぁはぁ‥‥」
まあ死ねるわけでもなく、今夜は手当てをして寝ることにした。
最愛の妹のために、今日も不出来な姉でも生きなきゃダメだから。
続く
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作者名：崇拝少女 | 作成日時：2024年3月2日 19時
