望の隣と希のとなり.１

#29　ぐみ。 ページ30

「ほんま楽しみ。
あ、お腹とかすいてへん?
希、一応病人やしね」

「うーん。ぐみ食べたいな。」

「ぐみ?」

希はこくんって首を縦に降って。

「じゃあコンビニ行って来てええ?
なにがええ?」

「んとね、なんでもええ!!!」

「了解、じゃあ行ってくるな」

「早く帰ってきてね、」

家を出て帰ってくる途中にあったコンビニに向かってグミとか飲み物とか買って家に帰った。

「ただいまー」

希の部屋に行くと

「希……??」

なんの反応もなくって。

「寝てもうたか…」

独り言をいって寝顔をながめる。

あいかわらず希は

「かわええなー」

整った顔をしていて。

これはモテるのもわかるわ、

こないだも学年で1番のもて男に告白されとったし。

俺らはジャニーズやのにモテない一方で。w

まあ流星は委員長、他は希が盾になってるんかもしれへん。

手を握って顔を見ていたら寝てもうてた。


「…神､､ゃん」

「…神ちゃん」

「…ん?」

「もう7時やわ。こんな遅くまでごめんな?」

「大丈夫やで、痛いの大丈夫?」

「ん、大丈夫。」

「じゃあ帰ってええかな?」

「うん、ありがとうね、」

そういって帰る準備をして

「じゃあ安静にしてるんやで?」

「うん、わかってるよー(`▽´)」

「じゃあなー。」

「うん、ばいばい」

そういって家に帰った。

#30　ume強引おん。→←#28　事情。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す