summer[6] ページ6
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「で、俺と同学年の松風天馬っていう子がいるんですけど
朝にAさんの話したのに忘れたんですよ、サッカーのことしか頭になくて！」
食事を終えて、部屋に戻ってきた彼は日々の出来事を色々な形で話してくれる
最近は話題が増えてきて...今は、サッカー部の子の話をしている。
お友達出来て、良かったね。
私が心配する事でもないことは分かっていたけど、知ると安堵してしまう。
顔は訝しげだったり苦かったりするものの、楽しそうに話す彼へ返答を返した
「ふふっ、可愛いお友達じゃない。円堂君に似てる気がするけど」
彼の友達だとは知らなかったが、一応雷門サッカー部の子達の情報は少なからず持っていた
なんといっても風の噂やら人から聞くだけだが、人物像ぐらいは簡単につかめるほどにはなる。
勿論松風君のことも知っていた。無論サッカー馬鹿の部類だが。
「あと、霧野蘭丸っていうウザイ先輩がいるんですよ！
なんか自分だけがお前のこと知ってますー、みたいな感じでちょっかいかけてくるし！」
「あははっ、それはマサキ君を心配してるんだよ。優しい先輩さんだ
でも...きっとマサキ君みたいに素直じゃないんだろうね。」
「それは酷いですよ！」
自分の苦手な人と同じ扱いを受けたせいか、それとも素直じゃないのが嫌なのか。
どちらにせよ彼は顔を薄く赤くしてまで怒った。細かく言うなら怒るというより、照れ隠し？
もうっ、と大きく息を払うと、落ち着くためか椅子に座り直した。
「ごめんごめん、それもマサキ君の長所だもんね」
やんわりと彼をなだめると、不服そうながらもじーっと私をみつめて機嫌を直してくれた
やれやれ、ちょっと大人っぽいと思ったらやけに可愛ところ見せちゃうんだから、狡い。
不思議な気分に浸りつつ頭を掻く私をおいていくように、彼はまた口を開く
「結構サッカー部って変な人もいるんですよ...」
「だとしたなら、マサキ君はどっちかな」
我ながら少し悪戯な質問だと思ってしまった。もちろん彼は低く唸って私を弱く睨んだ。
その視線に何か違うものを感じながらも、今度は黙って見守ることにしておく。
「俺は潔白です！」
思っていた通りの答えに、私は思わず大きく笑った。君も困ったように笑った。
ふう、と一度息を抜くと、マサキ君はぐっと顔を近づけて私の顔をまじまじと見る。
いきなりの行動に驚いていると、彼は思ってもいないことを。
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佐奈(プロフ) - 狩穂さん» うわぁぁぁぁ嬉しいです！！ガチにマジで！素敵だなんて...感謝感激雨嵐...更新頑張ります！その内続編も出しますのでそちらもお願いします！！ (2014年9月14日 21時) (
レス) id: d991105954 (このIDを非表示/違反報告)
狩穂(プロフ) - やっぱりこの小説ステキです〜(*´・ω・) 毎日、更新、楽しみにしてます(笑 (2014年9月13日 19時) (レス) id: f53fe779b4 (このIDを非表示/違反報告)
佐奈(プロフ) - 暇人です！さん» コメントありがとうございます！意外にってことはシリアス度が少し低かったでしょうか？でもはまっていただき嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2014年8月24日 0時) (レス) id: c702872890 (このIDを非表示/違反報告)
暇人です！ - 意外と面白くてはまりました！！ (2014年8月24日 0時) (レス) id: ae1125bdad (このIDを非表示/違反報告)
佐奈(プロフ) - 狩穂さん＞コメントありがとうございます！こんな小説でよければ頑張って更新率あげようと思います！楽しみにしてもらえて感激です！ (2014年8月19日 13時) (レス) id: d991105954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e2e95d529a1/
作成日時：2013年7月29日 22時
