５８ -LUHAN & YOU- ページ28
昨日文化祭が終わって家に帰るとチャニョルからメールが来た
『ルハニヒョンやばい！ライバル出現！
ジョンインもAちゃんのこと好きなんだって！』
みんなで一緒に帰った日のことを思うと、そう思えなくもない
…ライバルと言えば、ベクはどうなんだろ
俺は昔から人間観察が趣味で、人の考えてることもすぐ分かってしまう
べクもAちゃんのこと好きだと思うんだけどな
次の日学校に行くと前の方にベクが一人で歩いているのが見えた
いつもAちゃんとジョンデと一緒なのに珍しいと思って、昨日のこともあったしベクに話しかける
「ベク、おはよ」
俺にいきなり挨拶されたベクは少し驚いてるように見えた
「Aちゃんと何かあったの？」
浮かない顔したベクはいきなりそう聞いた俺にまた少し驚いて
「…ルハン先輩ってほんと勘いいですよね」と今度は少し笑った
話を聞くと、やっぱりベクもAちゃんのことが好きだったみたいで
「Aが俺のこと見てないの分かってたのに、急に好きって言って困らせちゃいました。
…でもそろそろA離れしないとなと思って」
「ベクはいい子だね」
思わず口に出る正直な俺の気持ち
「優等生でしょ」と言ってベクはいたずらっぽく笑うと
「話聞いてくれてありがとうございました。
ちょっと楽になりました」と言った
*
「なんか悩んでるみたいだね。俺でよかったら話聞くよ？」
ルハン先輩に朝のことを話してみる
「私は、ベクのことだいすきだから、これからも今まで通り仲良くしたいんです…」
話し下手な私の話をうんうん、と相づちを打ちながらずっと聞いていてくれたルハン先輩
「今まで通り、っていうのは難しいかもね。
だってベクはAちゃんのことを思って、Aちゃんから離れるためにちゃんと自分の気持ち伝えたんだから」
私から、離れる…？なんでそんなこと…
「Aちゃんは、恋してないの？」
「まだ、…あんまりそういうことはわかんなくて…」
しどろもどろにそう言うと
「俺に隠し事はなしだよ〜」
ルハン先輩はまるで私の心が分かってるみたい
ルハン先輩に昨日の話もすると
「Aちゃん、二股？」
いたずらっぽく笑ってそう聞いてくるルハン先輩
「いや、違くて…。なんか、ほんとに分からなくて…」
「そんな焦らないでよ。ゆっくり考えな。
また俺らの模擬店にお昼食べにきてね」
それだけ言うとルハン先輩は教室を出て行った
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みー(プロフ) - Baek.my only love★さん» コメントありがとうございます！TT少しでもおもしろいものを書けるように頑張ります！ (2013年9月1日 13時) (
レス) id: f5119a384c (このIDを非表示/違反報告)
Baek.my only love★(プロフ) - わぁ~♪なんか続きがすごく気になりますkkこれからも更新頑張ってください!!! (2013年9月1日 4時) (レス) id: e404b78288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みー
x他1人 | 作成日時：2013年8月31日 2時
