契約最終日 ページ17
ピピピッ ピピピッ
朝を知らせるアラームが鳴る。
今日が最終日か。
もうさすがに熱は引いたみたい。
行くか、学校。
重い空気のまま身支度を済ませて家を後にし
た。
-------------------------学校にて-------------------------
いつも通りの下駄箱。
いつも通りの教室。
何もかもがいつも通り。
だけどスマホを見ると、あいつからのメールが入っていた。
恭弥最初の休み時間、屋上来て!!
私はすぐに返事をする。
A分かった
朝の時間はそれで終わった。
もー。
このヤローw
さっきのメールが気になり過ぎて、耳から耳へ授業が流れていく〜♪←!?
恭弥のせいだからな!!
-------------------------休み時間-------------------------
何かなつかしーな。
懐かしい?
1カ月前って懐かしいのか?
前もこんな感じだったよな、、。
私の周りだけ静かっていう、、、。
私は1カ月前を思い出しクスッと笑う。
屋上、行かなきゃ!
私は教室を後にした。
-------------------------屋上にて-------------------------
屋上に行くと、 恭弥はフェンスに寄っ掛かり寝ていた。
、、寝てた!?
、、、サボりか。
授業中いなかったもんな。
側には読みかけの漫画が置いてある。
あいつらし、、、。
「ん、、、?
あ、ゴメン来てたのか。」
私の足音で目覚めたらしい 恭弥は立ち上がり私の前に来た。
「Aちゃん。
俺と付き合って。」
1カ月前と全く同じ短い文、だけど私は嬉しかった。
「、、、、、、、、好き」
「、、、!?///」
私は 恭弥のレア顔をスマホに収めた。
「絶対あとで消してね?」
「ヤダ♪」
私はニッと笑った。
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作者名:kanade | 作成日時:2018年10月16日 17時