しゃべる色黒鉄パイプ。 (ページ3)

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「春! 私、反省文書く紙取りに行ってくるから
先に体育館行ってて!」

春「りょす!じゃ後でね!」

茶色がかってゆるくまいたロングの髪の毛を後ろで束ね走っていった

ほんと可愛いんだから笑

「すぐ行くね〜!」

もうまじか

ばかばかばかばか私の馬鹿野郎。

体育のことなんか頭に無かったよ

体育の先生怖いんだよな〜

なんせ反省文を書かなきゃいけないのがやだ

忘れ物に理由も何もないもんね!!

しゃーねぇおとなしく書いとくか

『おい』

あれ?さっき岸と体育館行ってたであろう永瀬がここにいる

忘れ物でもしたのかね

「ん?永瀬?早く行かな遅れるよ?」

『これ貸したる。』

と言って差し出してきたのは永瀬と書かれた体操服

「えっ!?」

『体操服忘れたんやろ?これ使え
なんな嫌か?』

嫌だなんてめっそうもない

むしろ嬉しすぎてにやけすぎてるんじゃないか
大丈夫か私の顔

「いやいや、めっちゃ嬉しいけど永瀬は?」

「俺サッカー着あるからええねんほら」

よく見ると部活で使うサッカー着に着替えてた

優しいかよ永瀬廉。

私に体操服を渡し
じゃなと言って走っていく永瀬

「永瀬ありがとう!!!!」

永瀬は手をひらひらさせ体育館へ走っていった