君が好きって言ったのに！？

今度は私から…！(２) ページ3

美夏(りか)『あれ…暗青(くらと)先生は来たけど泉香(せんか)が来ない…。まぁでも朝の会までには来るよね、うん！』
キーンコーンカーンコーン
暗青(くらと)先生「えー…朝の会を始める。日直、挨拶をしてくれ…」
美夏(りか)「先生！ちょっっと待ってください！！」
暗青(くらと)先生「ん？美夏(りか)さん、どうされました？」
美夏(りか)「先生！泉香(せんか)がいませんがどうしたんですか！」
暗青(くらと)先生「え？あぁ、泉香(せんか)くんは花壇の花に水やりをすると言ってましたが…あれ、おかしいですね もう戻ってきていてもおかしくはないのに…」
美夏(りか)「・・・先生…」
暗青(くらと)先生「はい？」
美夏(りか)「朝の会は始めていてください、私…泉香(せんか)を探してきますので！！」
ガラッ(ドアを開ける音)
美夏(りか)「ご迷惑をおかけします！では！！」
暗青(くらと)先生「えっ、あっちょっと！・・・はぁ…しかたないですねぇ…日直の人、始めちゃってください」
美夏(りか)「はっ…はっ…(息切れ) もう…花壇があるところ全部見たってのに……見つかんないってどうゆうことよ〜っ！」
美夏(りか)『もう花壇は関係ない…次はあっちを探して…』
ガサッ(葉っぱの音)
美夏(りか)『！ な、何！？』
|A')ﾁﾗｯ
泉香(せんか)「スー…スー…(寝息)」
(白猫)(にゃ〜ごぉ…)
美夏(りか)『・・・』
美夏(りか)『なにこれ天使っ…！？天界かってぐらい癒し空間なんだけどっ…！！…はっ！んなことしてないで起こさないと授業に遅れちゃう！』
美夏(りか)「泉香(せんか)〜…？お〜い、起きて〜！……泉香(せんか)！おーきーてー！！」
(白猫)(にゃぁ！？)
泉香(せんか)「んぁ…、ん〜…なに…、って、はっ！？なんで美夏(りか)がいんの！？え！？」
美夏(りか)「泉香(せんか)が朝の会に来なかったから探しに来たの！なんでこんなとこ(日当たりのいい校舎裏)にいるのよ〜…あ、そうだ水やりは？したの？」
泉香(せんか)「え？水やり？なんのこと…あっ…」
美夏(りか)「泉香(せんか)…まさかとは思うけど…サボる理由として水やりをしてくるなんて言ってないわよね…？」
泉香(せんか)「あ〜…えっとぉ…」


　 〜今度は私から…！(２)〜

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