僕達はまた恋をする2 (ページ48)

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椿END ⑮ ページ48

椿side

このままキッチンでイチャイチャするのも、ありだよな
さすがにAも怒るか

『充電って何すればいいの？』

「じゃあ、Aからキスしてよ☆」

『わ、私から？』

「いつも俺からじゃん。たまにはさ...ね？」

『わかった』

Aが少し背伸びをして俺の頬にキスをした

「ほっぺじゃなくて、ここ☆」

唇を指すと顔が真っ赤になっていくA
かーいい！

「A、恥ずかしがり屋だから無理か」

『そんなこと！...ない』

負けず嫌いなとこあるよな

目を瞑ってAのキスを楽しみに待つ俺

唇に軽く触れるキスをするA

『これで、いい？』

「うん、合格☆」

『良かった...んっ！？』

「んっ...はぁ...んんっ」

Aがしてきた倍のキスをする

『んんっ...はぁ...つば...き』

涙目で俺の名前を呼ぶA

あぁ...俺、今日は余裕ないかも
いや、今日も余裕ないだな
大人の余裕ってやつ見せたいんだけどな

「ベッド行こうか...」

頷くAをお姫様抱っこして寝室へ向かう

「ごめん、梓みたいに大人の余裕があるカッコいい男で居たいんだけどな...」

『私は、ありのままの椿が好きよ？』

「A...」

本当、キミは付き合ってからも俺の欲しい言葉をくれるよな

「A...こんな時で悪いんだけどさ」

『何？』

「俺と結婚してほしい」

『えっ...』

「急だよな、でも今すぐじゃなくていいから」

タイミング悪すぎ。でも、今言いたくなったんだよな

カバンに入っている指輪の箱を取り出す

「指輪、受け取ってくれる？」

『はい...』

Aの薬指に指輪をはめる

「な、なんで泣いてんの！？」

『今日付き合って1年なのに、椿いつも通りだったから忘れてるのかなって思ってたから...』

「忘れるわけないじゃん。ずっといつ渡そうか悩んでたんだよね」

『良かった...』

Aを不安にさせてばかりだな、俺

「A、誰よりも幸せにする。愛してる」

『私も、愛してます...』

はぁ...付き合ってからもずっと俺はAに攻略されてるよな

「話は終わり！これからイチャイチャタイム☆」

『えっ...ちょっと、待って椿！』

「待たない☆」

『もう...』

指輪をした手と手を絡めながら俺達は愛し合った

Aが隣に居ればこれからの俺達の未来はハッピーエンド間違いなしだな

-END-