僕達はまた恋をする2 (ページ47)

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椿END ⑭ ページ47

椿side

今日、俺達は付き合って1年を迎えた
そして、俺はAにプロポーズをしようと思ってる
指輪も買ってる。あとは上手くいくかだ

風呂から出るとご飯の良い匂いがしていた

「良い匂いだねー」

『あ、もうすぐで出来るから座ってて』

「おー」

タイミングが大事だよな...
とりあえずご飯食べ終わってからだな

「んー！Aの作るオムライス美味い！」

『ふふ、良かった...』

Aって料理上手だよな...

「ずっとAの手料理食べたいなー」

あ、やべ！今、俺のために毎日味噌汁作ってくれ的なの言ったかも

『明日は何が食べたい？』

「え？明日？」

あんまり気にしてないみたいだな
まぁ、気にしてないのも悲しいような...

「うーん、Aの作るもの何でも美味しいからなー」

『じゃあ浮かんだら言ってね』

食べ終えた食器をキッチンに持っていく

洗い物終わってから話するか...

後ろの紐をリボン結びにして洗い物を始めるA
やっぱエプロン姿っていいよな...
なんか、そそる

気付けば俺はAの後ろに居た

『椿も手伝ってくれるの？って...何してるの？』

「んー？」

エプロンの紐をほどく

「なんかさー、エプロンって良いよな...」

『えっ...あ、これ椿がくれたエプロンだよ？』

フリフリの白いエプロン。完全に俺の趣味

「A、構ってよ。疲れた俺をキミで充電させて？」

後ろから抱き締めると顔が赤くなっているA

「ね、ダメ？」

『ダメじゃないけど...洗い物が...』

「後で一緒にやればいいじゃん？な？」

『...うん』

相変わらず強引だよな俺...