私の幼馴染みはリアコ製造機 (ページ11)

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第11話ページ11

今日は康二くんと約束していた食事に行くことになった

何処へ行くか話し合った結果、すき焼きに決まった

辰哉も行くか誘ってみたけど、今日は仕事が長引くみたいだから康二くんと2人きり

言われた場所へ向かうと店員さんに個室へ案内された

私が普段行くお店とは比べ物にならないぐらいおしゃれなお店で落ち着かない

スマホを触りながら待っていると誰かと喋る康二くんの声が聞こえてきた

扉が開くと康二くんと、何故か宮舘くんが一緒に居た

向「ごめん。Aさん、待たせてしまって」

『ううん。大丈夫だけど...』

宮「え？どういうこと？」

宮舘くんも驚いた顔をしてることみたら、康二くんに聞かされていなかったのだろう

向「ごめんな。仕事押してもうて」

『全然』

そうだ。宮舘くんは初対面だから挨拶しなきゃ

『初めまして。福田Aです』

宮「宮舘涼太です」

YouTubeで見たことはあるけど、本当に宮舘くんっておしゃれなんだな

宮「康二。こちらの女性って...」

向「初対面やったな。この人はふっかさんの幼なじみのAさん」

宮「あ～」

その反応だと私は宮舘くんに認識されてるのかな？

『あの、どうして宮舘くんが？』

向「俺さ、舘さんとご飯行く約束してたの忘れててん。で、せっかくやし一緒に行こうって誘ってん」

宮「すみません」

『全然！逆に私が居ていいんですか？』

宮「俺は大丈夫です」

なら、良いのかな？

向「ビックリした？」

『当たり前でしょ』

宮「言っとかないと失礼だろ」

向「Aさんにサプライズ！」

確かにサプライズにはなっだど...

宮「ちょっと待って。康二も下の名前で呼んでるの？」

向「そうやで。もう何回か顔は会わせてるよな」

『うん』

向「俺がAさん知ったのは、ふっかさんを家まで送った時やね」

辰哉は免許持ってないからね
確か、宮舘くんも免許持ってなかったような...

向「なに頼む？Aさん、好き嫌いある？」

『ううん。大丈夫』

向「じゃあセットでいいか」

宮「うん」

注文をスムーズにこなす感じだと、よくこの店に来てるんだな

向「よし！あとは待つだけやな」

『康二くん。私のことって、みんな知ってる感じなの？』

向「ふっかさんがたまに話してるよ」

辰哉は何を話してるんだろう...