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第148話 ページ49

翔太side


教室に入ったら、ふっかとAが話している姿があった

挨拶をすればAが少し気まずそうに俺の顔を見た


深「今Aちゃんからデートの話聞いてたんだ」


あぁ、そういうことね
だから顔が赤いんだ


渡「お前、また聞いてんのかよ」

深「Aちゃんの反応が可愛かったからさ、つい聞いちゃった」

『もう...』


ふっかって、結構Aにたいして可愛いって言うよな
やっぱり女子って言われるの嬉しいのかな?

つか...

なんの話してたか知らないけど顔赤すぎ

そんな顔、ふっかに見せんなよ


『もうすぐチャイムなるよ!』


深「かわいい〜」

渡「お前さ、Aを困らすなよ」

深「なべだって、Aちゃん困らせてたんでしょ?」


Aのやつ、どこまで話したんだ?



昼休み、俺達のデート話を聞くために何人か集まった


佐「マジでペアシート選んだんだ!」

渡「まぁな」

深「手握ったらしいよ」

向「うわぁ〜。やらしい!」

渡「お前な...」

佐「でも、ペアシート選んだ時点で下心はあるよね」


それは否定は出来ないな
タイミングを見て手は握ろうと思ってたし


深「Aちゃん、なべの手の触り方を思い出して恥ずかしがってたよ」

向「えっ!なに?どんな触り方したん?気になるから再現してよ」

渡「するわけないだろ」

深「Aちゃんはなべが余裕そうな顔してたって言ってたけど、実際どうなの?」

渡「余裕なわけないだろ。余裕なフリ」

深「だよね〜。よく我慢出来たと思うよ。俺ならチューしてたもん」

渡「俺、偉いと思うわ」


マジであんな反応されたらキスしたくなるって


深「Aちゃんから手繋がれたんだよね?」

渡「えっ、そんなことまで話してんの?」

深「だってアドバイスしたの俺だよ。報告してもらわないと」


どうりで可笑しいと思った
Aが勢いでするとは思えないし


佐「どんなアドバイスしたの?」

深「そもそもAちゃんが、デートほとんど経験ないからどうしたら良いか聞いてきたんだよね〜』

岩「聞く相手間違ってない?」

向「ふっかさんのアドバイス役に立つん?」

深「失礼だな!それでAちゃんの場合、なべにリードして貰うのが良いと思うけど、たまに女の子が積極的なるとドキッとするから自分から手を繋いでみたらとかは言ってたんだよね」


ふっかの罠だったのか
まんまとドキッとしたな

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設定タグ:渡辺翔太 , SnowMan , スノーマン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:yuki07 | 作成日時:2023年11月11日 18時

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