ツンデレ幼馴染みと鈍感女子3 (ページ21)

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第120話ページ21

合コンの件はなっちゃんにも伝わっていた

「A、大丈夫だった？合コンに誘われたんだよね？」

『うん。大丈夫』

渡「全然大丈夫じゃないだろ」

『翔太くん...』

宮「調べたけど、あのお守りの効果って結構あるみたいだね。出会いとかに導いてくれるみたい」

『なっちゃんには悪いけどカバンから外したんだ。ごめん』

「良いって！気にしないで」

向「えっ！？今聞こえたんやけどAちゃん合コン行ったん！？」

宮「康二。声大きい」

向「あぁ、ごめん」

ちょうどお昼休憩で康二くんに会った

私が合コンに行くのが想像出来ないのか
みんなに驚かれているばかりだ

向「そんな場所、絶対舘さん行かせへんやろ」

宮「当たり前でしょ。その時は俺も翔太も居なかったきら止めれなかったんだよ」

向「なるほどな」

ラ「櫻木さん、断るの苦手そうだもんね」

そんなに長い付き合いでもないのに私の行動が読まれている
そんなに分かりやすいのかな？

目「変な男に絡まれたりしませんでした？」

『少し触られた、かな』

岩「は？マジかよ...俺が居たらそいつに手出してたかも」

岩本くん、怒ってる...
怒らしたら怖いタイプかもしれない

目「優しいのは良いけど、自分の気持ちも大事にして下さい」

『...そうだよね』

向「まぁ、今回は1つの勉強になったってことで！」

佐「そうだね」

渡「...何が勉強だよ。お前らは見てないからそんなこと言えんだろ。コイツがどんな想いしたと思ってんだよ」

深「なべ、落ち着けって！」

渡「AもAだからな！変な男に着いていくなよな。思い出したら腹立ってきたわ」

私のせいで翔太くんをイラつかせてしまい
翔太くんはその場を去って行った

『どうしよう...』

宮「大丈夫だよ。翔太、心配しているだけだから」

深「Aちゃん、なべは俺に任せといて！」

『ありがとう』

翔太side

はぁ...
マジであの時のこと思い出すとイライラする

あの男、マジで許せないわ
よりにもよって、何でAなんだよ

深「なべー！」

渡「何？」

深「めっちゃイラついてんじゃん」

渡「思い出しただけだって」

深「Aちゃん、困ってたよ」

だよな...

本当はアイツが1番嫌だったはずだから
好きでもないやつに触られて...

って、俺もやってること同じじゃん
何が安心させるためだよ。上書きだよ。抵抗出来なかっただけかもしれないじゃん

深「なべ、どうした？」

渡「俺、取り返しのつかないことしたかも」