第110話 ページ11
年が明けて私は久しぶりに地元の神社に行くことにした
何年ぶりか分からないぐらい
神社にはあまり来てなかったけど初詣ぐらいは顔を出そうと思って来たけど寒い
岩「櫻木さん?」
『岩本くん!どうして此処に?』
岩「ふっかに誘われて」
『そうなんだ』
誘った深澤くんの姿はない
岩「今日は翔太と舘さん、一緒じゃないんだ」
『いつも一緒ってわけじゃないよ』
岩「あっ、甘酒飲みます?ふっかに買ったんだけど居ないし冷めちゃうから」
『ありがとう』
寒かったから暖まる
岩「今日は1人で?」
『うん。今おみくじ引いたから帰ろうと思ってたところ』
岩「何が出たんですか?」
『中吉!』
岩「金運だけ悪そう」
『お菓子の買いすぎ注意ってことかな?』
岩「あはは。そうかも」
深「待ち人、来たよ!」
『深澤くん!』
岩「何処行ってたんだよ!」
深「ごめんごめん。なべ見つけたからさ」
岩「あぁ、翔太?」
翔太くんも初詣来てるんだ。意外かも
深「待ち人ってさ、意外と近くに居るかもしれないよ?」
『近くに?』
深「そうそう。おみくじ見てるタイミングに俺が来たわけだから」
岩「なら、俺は一緒に見てたけど?」
深「マウントだ!」
年明けから深澤くんは元気だな〜
宮「Aも来てたんだ」
『涼太くんも初詣に?』
宮「うん。康二も居るよ」
向「あけましておめでとう!」
そうだ!挨拶忘れてた!
『みんな、今年もよろしくお願いいたします』
宮「うん。よろしくね」
向「いたしますって、堅い堅い!」
深「よろしく〜」
岩「ふっかは緩すぎ」
深「あははは!」
冬休みに入って、みんなには会えてなかったから会えて嬉しいな
向「そういえば、橋本さんは?今日は一緒ちゃうの?」
『阿部くんと地方の初詣に行ってるよ』
向「アツアツやな〜」
『本当は初詣誘ったけど断られちゃったんだよね』
宮「だから1人なんだ」
向「俺を誘ってくれたら良かったのに〜」
宮「なんで康二が誘われるんだよ」
向「俺とAちゃんの仲やん?」
宮「だとしたら、誘われるのは俺だから」
向「幼馴染みの特権なん?誘われてたら俺と行ってくれへんかったんや...」
宮「そこはAに交渉するよ」
向「舘さん!」
なんだか漫才見てるみたいだな〜
646人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yuki07 | 作成日時:2023年11月11日 18時