私の手にうまくはまってくれないかな【桃】 (ページ1)

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私はさとみくんの

リアコ。

もちろん、現実世界の男子に興味はないし、

さとみくん以外絶対あり得ない。

だから私の世界は君中心

あったりまえでしょ

そして今日から今まで練りに練ってきた作戦を実行する。

君の心を本気で奪いに行きます

ずっと行動しないなんて

それ以上もったいないことなんてないのよ。

今日は握手会

まずはちゃんとさとみくんの印象に残ることをしないといけない

だからって婚約届を出すのはさすがにまずいから、、、、

見た目で勝負するわ。

さとみくんのためにと思ってずっとみがいてきた。

そしてオーラ。

話しづらそうな、怖そう、かわいくない、ヲタク度前回

そんなのだめよ。

ちゃんとかわいくて儚い子っていう印象を相手の脳裏にしっかり焼き付ける

そろそろ順番だ。後ろはだれも並んでない、私がどうやら最後らしい。

ちょっと好都合

最後は印象に残りやすいもんね。

時間は１０秒だけ。

、、、、、、、よしやるぞ。

ス「どうぞー。」

さ「こんにちはー」

『こんにちは、いつも動画見てます。これからもがんばってください』

よし、いい感じの笑顔でいえたっ

さ「ありがとう、、、、、、、、、、、」

そこからほんの少しだけ話をした

ス「時間でーす」

『じゃあ、またいつか、』

そう言って完璧にやりこなしてかえるところだった。

後ろを振り向こうと思ったとき、緊張のせいで足がうまく動かずに

ころんで座り込んでしまった。

やばい、ここでやらかすのかよ、、、、、

すごい恥ずかしい、、、

さ「え、大丈夫？立てる？」

『あ、すいません、、、たてまｓ』

あ、やばいどうしよう

足首やってる。

さ「もしかして足首ひねった？ちょっと待ってて」

さ「今スタッフさんに行ってきたからもしこの後急ぎの用事が、、、っていってもこれじゃあどうしようもないから、いったん手当していい？」

『え、あ、はいっ』

やばいやばいやばい

私これけっこうやばい状況なんじゃないの？？？