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JK
「…ヌナ、何で…」
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ヌナとの初めての出会いは多分俺が5歳くらいの時、友達が作れなくて1人で公園で砂遊びをしていた時に
「ヌナと一緒に遊ぼっか!」
って満面の笑みで話しかけてくれたのが最初。
純粋に嬉しかった俺はずっとヌナの手を離さなかった。
きっと子供ながらにヌナに一目惚れしてたんだ。
それから年月が経っても尚、毎日欠かさず公園に2人で集まってその日の出来事を話していた。
小学生や中学生になって大人に近づいていく俺にもヌナは
「可愛いグクの為なら毎日話聞きに来てあげるよ」
って笑ってくれたんだ。
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なのに、急にヌナは何も言わずに俺の前からいなくなった。
あの日、いつも通りにヌナとの待ち合わせ時間に公園に行ったのに来なかったんだ、Aヌナは…
約10年間ずっと思い続けていた気持ちを話そうと
らしくもないバラの花を一輪持って2時間くらいヌナを待ち続けていたけど、結局来なかったんだ。
そして俺を嘲笑うかのように、その日の夜は確か、土砂降りの雨が降ったんだ−
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作者名:ゆ あ . | 作成日時:2018年5月26日 12時