改めまして、 ページ10
TH「ずっと、好きだったんだよ Aちゃん」
時が止まったみたいだった。
正直、怖いことだらけだ…自分の無知さが恐ろしくて仕方なかった
数年間、そんな人がいることも知らずに…
「私ばっかり、テヒョンさんのこと知らない。」
TH「じゃあ、僕の事、沢山教えてあげる」
ジンさんの料理を食べながら、テヒョンさんから沢山、テヒョンさんの事きいた。
3歳も年上だったこと
12月30日が誕生日ってこと
ヨンタンってわんちゃんを買っていること
ジミンさんはただの秘書兼、親友ってこと
(それにしても、仲良すぎるんだけどなぁ)
年の殆どを海外で過ごしていること
私の事、よく、テヒョンさんのお爺様越しに聞いていたということ
カフェで働いてる私に初めて会うの楽しみ過ぎて、勝手に抜け出したら、ジミンさんに怒られたこと
ジンさんにはよく接待の場で料理してもらっている関係ってこと
カフェに来られなかったのは、仕事の影響で昼夜逆転生活をしていたからということ
沢山聞いたけど、テヒョンさんって、すごく人が好きなんだろうなって思った
LINEも初めてここで交換できた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
長い事、話して、食べ終わるのも遅くなっちゃった
JN「コースはこれで終了になりま〜す！おかえりなさって〜」
TH「ジニヒョン、美味しかったです！ご馳走様でした！！」
なんか、ジンさんシレッと戻ってきたし、いつも通りで安心した。
JN「てひょんっ！また来なさい」
JN「Aちゃん、明日もよろしくね？」
「はい！ご馳走様でした〜」
玄関まで歩いて、スタッフが扉を開けると
JM「お待ちしておりました」
って大天使ジミンさんが車の戸をあけてって
なんかデジャブ。
TH「Aちゃん、寝てもいいよ。また、肩貸してあげる」
って、私の体引きずり込んで、強引に頭あずける形になった。肩の位置高いから、腕に寄りかかってるんだけど
……恥ずかしい。
てか、前、寝ちゃったとき、テヒョンさんに寄りかかって、その上でおんぶまでして貰ったのか……
恥ずかしいっ……
って、また寝落ちしちゃうやつね
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作者名：有咲 | 作成日時：2021年2月16日 7時
