おこさまとらんち【TH】2 (ページ23)

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盗み食いページ23

家から出る頃には雨が降りはじめていた。

低気圧が近づくと、体調を崩しやすい。

急いで、無くなりかけたお薬を手にして、傘を指してカフェに向かう。

黄金マンネ、任せてっていいながら、その後、普通に家出てったし。黄金って、言いたかっただけなんじゃね？

まぁ。そんなとこが好きなんだけどね。
貢いじゃうんだよね。今日だって、朝早くからキャバクラの代わりになるカフェ向かってるし。

※ジョングクは血の繋がった弟です。ホストではありません

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雨の日は決まって、ジンさんに内緒で、このカフェのココアをいれる。もちろん、お金は払わないよ？

「ジンさん。大好き。」

やっぱり。お店のココアっておいしいよね。
タダで飲むってのも、大事。

猫舌だから。舌とか、絶対火傷してるけど。

「甘い。」

雨音を聴きながら、このお店で一人、ココアを嗜む

「幸せ。」

マシュマロでも取りに行こと思い、立とうとすると

TH「それ。僕も飲みたい！！」

って、目をキラキラさせて

「いつから、いたんですか？」

見つかってしまった。やばい。

TH「結構前から？」

心臓がドキドキする。

TH「………？作ってくれないの？」

「……作ります。まっ…ましゅまろは？」

たぶんだけど

TH「マシュマロ！？沢山いれてっ！！」

このドキドキは

ココア飲んでたのがバレちゃったからじゃなくて

いつも以上に、テヒョンさんの事、意識してるからなんだろうな