四ツ目の巫女は桜の姫でした。【四ツ目神】 (ページ5)

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楼門の先、クロとシロページ5

私は楼門から拝殿前にタガタさんと来た。

？｢タガタ！遅いっ！どこほっつき歩いて来たんだよ！｣
私と同じ位の背の男の子がタガタさんに向かって怒鳴り着けた。

タガタ｢あぁ、ごめんイミゴ。面接してからこのお嬢さんに色々と問題を出してた。｣
え、お嬢さん…！？

イミゴ｢ふーん。｣
ふーんって(汗)

タガタ｢じゃあ僕は先に戻るよ。イミゴ、あとはお願いね｣
タガタさん、どこ行くんだろ。

イミゴ｢なぁ、お前、何でウチ何かに来た｣
え？
イミゴ｢何でウチ何かに来たかって聞いてるんだよ！｣
怒鳴られた…。だって、ストーカーに追われてるなんて言ったら馬鹿みたいじゃない…。

イミゴ｢…もういい｣
貴『…ストーカーに、追われてるの』
イミゴ｢…は？ストーカー？｣
私は頷いた。

イミゴ｢…そうか。話してくれて有り難う。………じゃあ、そのストーカーから俺が守ってやる…。｣
……………。

貴『…うん。有り難う、イミゴ君。』
…優しいんだね。口は悪いけど。

イミゴ｢君はやめろ呼び捨てでいい。あと、俺に触るな｣
どういうこと？

イミゴ｢まぁいい、タガタのとこ行くぞ｣
貴『う、うん。』
タガタさんのいるところ、イミゴは知ってるんだ。

タガタさんは拝殿内に居た。
タガタ｢やぁAちゃん。｣
？「｢イミゴにぃ、その子誰？｣」
ん？小さい子…。７歳位かな？

イミゴ｢…｣
あ、そうだ名前言ってなかった←

貴『私はA。よろしくね！』
？「俺、クロ！」
？「私、シロ！」
クロシロ「「Aおねーちゃん、よろしくね！」」
クロ君とシロちゃん。可愛い…。

貴『うん、よろしくね、クロ君、シロちゃん。』