∞のお嬢〜１５〜

Ｎｏ．５３０ ページ10

昔の村上side



カニ･･･カニ･･･


横「ヒナ！見て！」

村「うぉ！すげー！」


ええなぁ･･･俺も取りたいなぁ


丸「あぁ！やったぁ！」

安「見て！お嬢！･･･ってお嬢？」

村「どした？」

安「アカン･･･お嬢がおらん！」

横「はぁ!?」

丸「ごめん！俺らどうしてもお嬢にカニ見せたくて･･･」


やばい･･･どこいったんや


安「お、俺渋やんたち呼んでくる！」

丸「俺も！」


横「おいヒナ！探すぞ！」

村「お、おう！」


お嬢どこやｯ



ﾊﾞｼｬﾝ!


!?


村「･･･ヨコ」

横「あぁ」


急いで音が鳴った方に走ると



貴「ｯ･･･」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

村「A！」

横「おい！ヒナ！」



ヨコの声を無視して海に飛び込む



深ｯ!?


急いで抱き上げると


貴「･･･」

村「おい！しっかりせえ！」


渋「おいヒナ！これに掴まれ！」


俺らの服を繋ぎ合わせたやつをこっちに向かって投げてくる

どうにか掴んで大倉と亮とヤスとマルが引っ張る


岩場にお嬢を引き上げて


村「おい！返事せえ！」

貴「･･･ｯｺﾞﾎ!ｺﾞﾎ!」



ﾊｧ･･･良かった･･･



貴「信･･･ちゃ」

村「良かった･･･」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

貴「ごめ･･･なさ」

村「ﾊｧ･･･心配した･･･でも目離してごめん」ｷﾞｭ

貴「うぅ泣･･･怖がっだぁ泣」


安「お嬢〜！ごめんなぁ？俺らが目離したから･･･」

貴「章ちゃ･･･んん泣」ｷﾞｭ

丸「ごめんなぁ泣怖かったよなぁ泣」


横「ヒナ･･･タオル」

村「おぉサンキュ」

渋「やるやんけ笑」

村「んぁ？」

大「ここ岩場やで？」

錦「飛び込んで場所が悪かったら村上くん死んでたで笑」

村「うわっ･･･あっぶな」

渋「まぁ俺は地球が亡びてもゴキブリとヒナだけは死なんと思っとるから」

横「ホンマやで笑後先考えず飛び込むんやから笑」

貴「信ちゃん･･･ありがと」

村「無事ならなんでもええわ笑ほらカニ探すんやろ？」

貴「うん！」

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貴方side


そういえば･･･


貴「あの時から信ちゃんには助けられてばっかりだね」

村「そうかぁ？」ｽﾞｽﾞｽﾞ


ホットコーヒーを飲みながらニカって笑う


村「今ではこんなにでっかくなってなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

貴「ふふ笑信ちゃんももうおっさんだねぇ」

村「俺はいつまでも元気や」

貴「元気でいてくれなきゃ困ります笑」

村「アホ笑お前守らなアカンねんからへばってられへんわ笑」

貴「ふふ笑ありがと」

村「･･･ん」


最高のドライブデートでした〜

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