∞のお嬢～１５～ (ページ24)

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Ｎｏ．３６４ページ24

貴方side

今はソファに座ってテレビ見てるんだけど･･･

横「･･･」

貴「･･･？」

珍しく侯くんが私の膝枕で寝転がってる

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

横「･･･やめろ」

貴「うーん･･･」

ほっぺを

ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

横「･･･やめろ」

唇を

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

横「やめい笑」

貴「もう！何が正解なの!?」

横「今の中に正解があると思ってたんか？笑」

どしたんだろ･･･侯くん

こんなに甘えたなんて珍しい

横「･･･ｽｰｽｰ」

え？

寝た？

ちょ、ほんとに･･･どうしたの？

貴「ねぇ信ちゃん」

キッチンにいる信ちゃんに声をかける

村「んー？」

貴「侯くんが甘えたになっちゃった」

村「ヨコが甘えた？･･･ヨコが!?」

貴「うん･･･」

キッチンから走ってくるなり侯くんの横に座って

村「はぁ･･･やっぱりなぁ」

貴「やっぱり？」

村「こいつ熱あんねん」

貴「熱!?」

まぁたしかにいつもより顔が赤いっちゃ赤いか？

村「おいヨコ！しんどいなら部屋で寝えよ？」ﾄﾝﾄﾝ

横「んん･･･」

村「ヨコぉ～ここで寝たらもっとしんどなるでぇ？」

横「ん･･･」

侯くんが起き上がって私の顔をジーッと見る

貴「な、何？」

村「ヨコ？言わな分からへんって」

横「･･･」ｼﾞｰ

え？え？どうしたらいいの？

村「はぁ･･･お嬢一緒に居ってやってくれ」

貴「うん？」

横「･･･」ｽﾀｽﾀｽﾀ

私の腕を引いて侯くんの部屋に向かう

なんで信ちゃん分かるんだ？

部屋に着くとすぐにベッドに寝転がる

貴「あっ薬とか水とか持ってくるからちょっとまってて？」

広間に戻ろうとすると

ｸﾞｲ

腕を引っ張られて元の位置に戻される

あぁ･･･何となく分かってきたぞ？

侯くん熱が出ると甘えたになるけど性格的に甘えるのは恥ずかしくてまだその理性が残ってるから口に出せないのかぁ･･･

貴「ふふ笑分かった！ずっといるから」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

横「･･･ﾊｧ」

貴「辛いね？早く良くなるといいね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ｶﾞﾁｬ

村「ヨコ薬持ってきたから飲めるか？」

横「うん･･･すまん」

村「なぁに言うてんねん笑あんたが体調崩したのわかるん俺くらいやで？笑」

横「ふ笑･･･ありがとな」

村「おう笑」

渋「なぁに夫婦でイチャついてんねん」

村貴「げっ･･･すばる」

渋「なんや？おったら悪いか？」