【APH】不憫なあの人の頭の上に乗っている小鳥さんがパブったブリ天さんのほあた☆により人間になりました

第一三話後編 ページ15

「なんだい？二人して立ち話なんてしちゃってさー」

前の方から大声を出しながらこっちへ近づいてくるアメリカ

「アメリカさん、いえ立ち話というほどでは」

今思ったのだがここでアメリカがこいつの事を聞いてきたらまた説明しなきゃならないわけだ

でそのあと会議に出ているメンバーにまた説明…なんてなるかもしれない

それはすごく面倒だ

「アメリカ」

「なんだい？」

「ちょっとみんなに言いたいことあるから会議の前に少し時間もらっていいか？」

少し無理なお願いだっただろうか

断られてしまったら説明のことは諦めるしかないか

「OKだぞ！でもなるべく早めにすませてくれるかい」

「ダンケすぐ終わらせるからよ」

説明する手間が省けてよかったぜ

さて、あとはどこまで説明するかだな

アメリカやフランスが居る以上イギリスの話はしないほうがいいな

そしたらそもそもの原因も話せなくなるわけだが…

どうも上手いこと説明するしかないな

「プロイセンくん言いたいことって小鳥さんのことですか？」

「あぁ一応言っておこうと思ってな」

「そうですか」

なぜか、そう言った日本の顔が少し暗くなったような

「あの、その子に名前つけてあげたいんですけどよろしいでしょうか」
言いづらそうにしてたのは俺様が一応飼い主みたいなところだと思ったからか

名前をつけたいだなんて案外子どもっぽいところもあるんだな

「いいぜ、ただし名付け親になるんだったらいい名前つけろよケセセ」

「はい！Aなんてどうでしょう！」

言うかどうかと同時に考えていたのか即答でだしてきた

さっきから静かな小鳥に聞いてみる

「どうだ？」

「A…」

名前を声に出して嬉しいのか照れくさいのか鼻をふんすとしながら何度も声に出している

「気に入ったみたいだぜ」

日本に小鳥の代弁をする

「本当ですか、よかったです」

心配そうに小鳥をみていた日本も嬉しいのか笑っていた

「よろしくなA」

「うん！」


〜俺様と小鳥と爺と作者の部屋〜

「でもなんでまた名前なんだろな」

「A…A…けせせー」

「イギリスさんグッジョブです」

「意外に長くなってて前後で分けました」

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