僕らの恋はいつも遅い ２(JW青×緑)

久しぶりに ページ6

緑side



りゅうが近づいて来て…



唇が重なった。




久しぶりすぎるこの感覚


前したのは随分前のこと



思考が停止した




軽く触れるだけのキスなのに顔に集まってくる熱が止まらなくて…



青｢ふはっ笑、とも顔真っ赤｣


なんて言われた。


｢そっ、そんなんりゅうのせいやろ！なんで急に…｣


青｢アカンかった？｣


｢…そうでもない｣


青｢なんかしたくなってん。前したのも随分前やしなぁ｣


｢でも急にしてくるとか…反則｣


青｢じゃあ言ったらええの？……するな｣



もう一度合わさる唇。

今度は抱きしめながらしてくれた



りゅうの体温を感じるから、一緒に居るって感覚が凄いする


青｢好きやで…とも｣


｢…俺も｣



自分でも甘々やなって分かってる


でもこんなに素直に好きと言われたら照れるしかなくて、

無意識に顔を埋めてた



青｢あー、ほんま可愛いわ。我慢出来んくなりそ｣



言ってる意味が分からなかった


青｢よし、行くか！買い物！｣


急に発された勢いのいい声について行くしか無かった



ーーーーーーーーーーー

｢これとー、これ、どっちがいい？｣


今は買い物中


パスタとサラダをやるつもりやったから、今はソースを選び中


たくさんあるもんで迷う



青｢あー、俺いつもこれ食べてんねん｣


藤井家でよく食べていると言うソース



｢そーなん？俺こっちやわ｣


俺ん家でよく使うソース



でも今日はちがうのが食べてみたかった



｢今日はりゅうに合わせる｣


りゅうが取ったソースをカゴの中に入れる



次は野菜コーナー


トマトときゅうりが無いって言っとったな


俺はよく買い物に来るから、もうなんか主婦気分。

特売品とか買っちゃうし、



その様子を見てりゅうは

青｢お嫁に欲しい｣


とかずっと言ってるし…


照れるけど、なんか嬉しいわ。
嫁なんかいってツッこむ気もとうの昔に失せた



そしてそのままレジへ


商品を袋に詰めたあとりゅうは男らしく


青｢持つわ｣


とかいって持ってくれたし、


俺は今日だけで何回ドキドキしたら気が済むん…

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