僕らの恋はいつも遅い２(JW青×緑) (ページ33)

今日:6 hit、昨日:8 hit、合計:109,484 hit

海の家ページ33

青side

マジでお腹空きすぎてぶっ倒れそうな体を動かし、海の家に向かう。

ともとしげが先に注文してくれたみたいで、
ジュースが机に置いてあった

｢ありがと｣

ともの少し濡れた髪の毛を撫でて言うと、ともは分かりやすく顔が赤くなった。

桃｢お二人さんっ、焼きそばできてますよ｣

いつの間にか運ばれてきた料理たち

湯気がすっごくたっててまだ焼きたて、あっついはず

赤｢あっつ！｣

でもなんも気にせず食べるバカは火傷をする。

それから次々に運ばれてくる美味しそうなメニューに目を輝かせながら食いついた

｢おなかいっぱいや｣

桃｢もう動きたく無くなるな笑｣

みんなお腹ふくれると動きたくなくなるみたいで……

なにしよ

緑｢奥の方綺麗な海岸あるらしいで行ってみない？｣

赤｢まじで！ええやん。写真撮ろうや｣

さすがとも。

自分から調べてきてくれてたんや

その案にはみんな賛成でそそくさと移動を始めようとした

だけど行く途中の砂浜で彼女たちは貝殻に夢中らしくて…

緑｢みてみて！でっか！｣

赤｢これ青い貝殻やん！めずらしっ｣

貝殻拾いに熱中になってる

途中にジャリジャリの砂浜があったからともがしゃがんだら、綺麗な貝殻を見つけた

もっと探そう！見つけよう！

という発端で今十数分くらいはここにいるな

桃｢向こうの海岸行くんちゃうかったっけ？｣

｢楽しそうやからいいやろ｣

後ろの方で座って可愛い姿を観戦する俺ら

桃｢写真撮っとこ、隠し撮り｣

俺もその意見に賛成してともの可愛いはしゃいでる姿をカメラに収めた

緑｢みてみて〜｣

赤｢ちょ、のん見てや｣

俺ら2人に見せつけてきてくれたのは

なんとも可愛いハートのような形した貝殻

緑｢めちゃ可愛ない？｣

女の子みたいにキラキラさせた目で訴えてくるもんやから肯定しかできんやろ。