僕らの恋はいつも遅い２(JW青×緑) (ページ25)

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きっかけページ25

赤side

俺の初めてはのんの家だった

サッカーの試合がある少し前、家に遊びに行った。

遊びに行くと言っても、ゲームばっかりしてたけどね、

桃｢大毅ー今日どうする？｣

夕飯の支度をしているのんがキッチンから顔を出した

｢んー？なにが？｣

桃｢今日親が社員旅行で帰ってこーへんし、泊まる？｣

簡単に誘われた

少し俺も期待してた。

｢じゃあ泊まる。まだ5時やしおかんに許可取るのも含めて必要なもの取りに行ってくるわ。｣

それだけ言い残し1度家に帰った

帰り道では沢山考えた

泊まるって意味は深く捉えていいのかな？

もう付き合って2ヶ月は経ってるから、やることもあるかな？

妙な不安が俺の体を巡って、何度も考え直した

おかんに許可とるなんて簡単やった

下着とか充電器とか要るものだけカバンに入れていく

また、すぐに家飛び出してのんの家に向かった

桃｢遅かったな笑笑｣

｢少し遠いんやからしゃーないやん笑笑｣

桃｢夕飯大毅の分も作ったで、一緒に食べよっか？｣

｢え、ええの！？｣

桃｢ほら！座って｣

言われるがまま椅子に座らせられると、机には僕の大好物がたくさん

｢え？！のん俺の好きな食べ物分かってたん？｣

桃｢知らんよ、もしかして一緒？｣

｢のんが好きなのなん？｣

桃｢うん笑｣

そんな奇跡もあったな

今思い出すと些細な幸せだわ

その後はお風呂借りて1人ずつ入った

さすがに2人は無理やからな笑

まず僕が入って、次がのんっていう順番

のんが入ってる間リビングで待っていると、急に目の前が真っ暗になった

｢わ！！！なに？｣

真っ暗の正体はのんが後ろから目隠しをしていて、ニコニコと笑っていた

｢もー、のんたら…｣

桃｢ごめんごめん笑笑、｣

｢今な面白いテレビやってんねん、見ようや〜｣

桃｢これおもろいから毎週録画してるやつやわ｣

｢そーなん？まぁいいけど見よーや笑笑｣

桃｢時間あるしな｣

そこからはただただ仲良く引っ付いてテレビを見た

ときに笑って