僕らの恋はいつも遅い２(JW青×緑) (ページ11)

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寝てる間にはページ11

青side

ともには余裕あると思われたやろうか？

俺やって理性抑えんのに必死で、ずっと寝れない

一目惚れして、告白して、付き合った

ほんまはキスやってもっとしたいし、それ以上のことだって…

でも進展が無く今日はと思ってても、怖がられるのが嫌でなかなか踏み出せずにいた

今俺の前には無防備なとも

さっきまで緊張してたくせに今はすーすー寝てる

こんな可愛く俺のベッドで寝てるなんて…

だんだんと削られていく理性を抑え、俺もゆっくり目を閉じた

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いつの間にか朝になっていた

お互い起きるのは苦手やけど、今日は何故か早く起きれた

ともを起こすのも可哀想やし自分でごはんを作ることに

静かにベッドから離れともの頭をよしよしした

あー、寝顔可愛い

それを気力に慣れてない朝ごはん作りに挑む

昨日の残りで申し訳ないけどご飯を温めて、スープも市販の粉袋を溶かして作った

卵を割ってはフライパンへ、少しだし醤油を入れクルクルと巻いていく

途中でふにゃんふにゃんになって綺麗に巻けない…

やけどできるだけ綺麗に巻けるように

そしてやっと出来た

残りやインスタントは見栄え普通やけど、卵焼きだけぐっちゃぐちゃや

でも別に味は味見したら美味しかったし、大丈夫

寝室に向かい寝てる可愛いともを起こす

｢おはよ｣

緑｢…んっおはよ｣

｢ご飯頑張って作ったで？食べよか｣

緑｢ぅん…わかった｣

寝起きでふわふわしてる

転ばないようにゆっくり歩いて連れてった

｢じゃ、いただきますやな｣

緑｢…なにこの不格好な卵焼き｣

｢うわぁ、辛辣。頑張って作ったんやで？｣

緑｢おっ、でも味は美味しい…｣

｢見栄えだけやねん笑笑｣

直接言われるとグサって来るけど、ともは上手いから言い返せん

｢今度は一緒に作ってや｣

緑｢また今度な｣

こんな約束もして