僕らの恋はいつも遅い 3(JW青×緑) (ページ12)

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パレードページ12

緑side

ちゃんと場所を取ったこともあり、パレード最前列。

最前列は構って貰えやすいし、楽しみ。

大きい音が流れる。

とても明るいトランペットの音が響く。

はぁぁ、いい。

これぞパレードって感じや。

｢おっきた！｣

最初に回ってきたのは妖精らしい服を着たショーキャストさん。

思いっきり手を振る

こちらを見てニコッと笑ったあと振り返してくれた。

｢おっ、｣

それだけでテンションが上がる俺を見て、テンションが上がっているりゅう。

｢りゅうもちゃんと見てや？｣

青｢はーい｣

そして、大本命。

キャラクターが乗った大きいのが続々と連なり、道を通っていく。

思い出のため写真を撮る。

ちょうどキャラクターがこっち向いた瞬間に撮れて嬉しい。

青｢あれ、ともの好きなキャラクターやん｣

少し遠くを見るとてっぺんに自分の好きなキャラクターがおった。

｢お手振りせな…｣

そちらを向いて構える

こっちを向いた瞬間に…

｢おぉーい！｣

手をブンブンと振る

笑った素振りを見せた。

そして、手をくるくるっと振った。

｢よっしゃ！｣

予想以上に喜んでたらしい俺を見て、りゅうは大爆笑。

その後りゅうはあの動画を撮っていることが判明

昼食の場で確認してみたら、なんとも言えないはしゃぎよう。

子供かっ！って…

青｢かわええやん笑｣

いつもと違い、少し皮肉そうに言うりゅうにバチンと1発お見舞いしてやった。