絶叫の… ページ23
青side
さっきから表情がコロコロ変わって可愛い
何考えてんのか知らんけど、ちょっとずつ顔赤なっとるし…
あぁ！もう！可愛ええな！！
今日の予定としては乗り物にたくさん乗る
今日の夜にはバスに乗って帰らんとあかんから、できるだけ乗れるとええなぁ。
｢よし、券もとったし並ぶか｣
緑｢んー、最初はこれやんなぁ｣
｢最初からこんな絶叫か、笑｣
緑｢吐く？｣
｢いや、大丈夫やと思う｣
一発目に選んだのはガチガチのジェットコースター。
1番早いんちゃん？ってやつ。
朝早いとはいえ、もう40分待ちになってるのはえぐい。
次に乗るやつは券取ってあるから1時間後に行かんとあかんし、ギリギリかな。
｢うわぁ、楽しみやけどドキドキすんなぁ｣
緑｢一気に上がって一気に落ちるもんな｣
｢あ、これあれちゃん？｣
緑｢そうやん！レアやし写真撮ろ｣
並ぶところに遊び心ある展示とかはれてて、そんなこんなで心配だった会話は続いた。
やっと乗車スペースが見えてきたあたり。
ほんまにドキドキしてきた…
降りてきた人を見ると顔色悪いか、めちゃくちゃ笑顔かのどっちか。
いや、余計怖くなるわ。
緑｢もしかして、りゅう怖いん？｣
｢怖いわけないやん！そういうともの方が怖いんちゃん？｣
緑｢なっ、そんなわけないやろ！｣
こんな会話前にもしたなぁ笑
前からなんも成長してねぇや。
｢ほらとも、俺らの番やで｣
緑｢おぉ、って1番前やん！｣
｢まさかの1番前とくるか…｣
緑｢頑張ろ、か｣
｢せやな、｣
そして乗りこんで数秒後、
コースターは動き出した。
案の定ブーンッ！！と横や縦に揺られ半端なく疲れた。
最後なんか高いとこからすんごいスピードで降りるから、意識飛ぶか思ったわ。
やっぱ初っ端からこれはきつい笑
横を見るとともも案の定ぐったりしてるし、
｢疲れたな｣
緑｢いや、楽しかったけどな？揺れ凄いから笑｣
｢でも、次行かなあかんで｣
緑｢はぁぁ、次も絶叫やんけ……｣
｢大丈夫！その次は絶叫ちゃうからさ｣
緑｢そうやな、自分で券取ったんやし、楽しまな。｣
その後は2人とも疲れてぐてっとしながらも、
次の乗り物の場所へと向かった。
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作者名：ゆき星 | 作成日時：2019年8月1日 22時
