6話 ページ7
橙side
淳太くんが上がってきて、俺の服を着たままリビングに来た
｢めちゃダボダボやん｣
黄｢照史がでかいねん｣
｢なんやと、｣
黄｢うそうそ笑笑｣
うそうそ言うても、確かに俺の方がでかいんか…
｢じゃあ俺も風呂入ってくるで、先ベッド行っとき？｣
黄｢えー、もう寝んの？｣
｢嫌ならゲーム続きでもしときー｣
黄｢はーい｣
そんなゲームハマったんかってくらい淳太くんはゲームに夢中。
こりゃ寝るの遅くなるな
まぁ俺って風呂短いほうやから、すぐ淳太くんは終わらんとかんな
俺も眠いからリビングでずっとゲームやられちゃ寝れんし。
ぱっと洗ってぱっと出る
短髪は洗いやすさ抜群、
淳太くんみたいに長いと大変やろうなぁ
出てから淳太くんを呼んだ時は
黄｢は？照史早い、もう1回、あー、｣
とか駄々こねて……。
そんな淳太くんが1つのステージをクリアするのにかかった時間は、俺が風呂出てから1時間半以上経ってた。
もう遅すぎ…眠いわ…
｢寝よっか｣
黄｢……うん｣
｢ベッドで寝やー？｣
黄｢え？｣
なんでビックリすんの？
黄｢一緒に寝えへんの？｣
｢……っっうえ？！｣
一緒に寝るとか何？
狭いやんベッド
黄｢だって寒いやんまだ、｣
｢それはそうだけども…｣
いや、男子高校生が2人で一緒のベッドに寝るってどんなんやの。
叔父さんの残してくれたやつだから一応普通のやつよりは広いけど……
｢ほんとにええの？｣
黄｢おん、別にいいで。こっちが借りてる身やし。｣
｢んー、じゃあ一緒に寝るか｣
最初は冗談やと思ったけど、
淳太くんは本気でした
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作者名：ゆき星 | 作成日時：2019年4月9日 23時
