滅亡日記(JW橙×黄) (ページ45)

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44話ページ45

橙side

黄｢もうそろそろ外の空気やばいやろうね｣

橙｢熱だらけやもん、息苦しいわさ｣

あれからどんだけたったかも分からない。

太陽が出てる時間が極限に長くなって、時計も狂ってきて、

世界滅亡まであと数週間くらいと予想した。

最近は周りの家が壊れていったり、植物が枯れたりしてるのをよく見る

川や海の水も濁っていかにも滅亡寸前

俺らはあとどれだけ生きれるかやな。

オゾン層が破壊されたところで、直接的な被害を受けなければすぐ死ぬことはない。

どうせ死ぬけど、そこから1週間前後は生きられる

そう予測してるだけで実際は知らんけど

またまた暑くなった

夏でもないのに気温は48度

電気が使えなくなったから、エアコンは使えない

氷もなければ水もないから使っていたノートなんかで扇ぐ

あとちょっとか

完全に破壊されたら今までより段違いに暑くなる

光がもっと強くなって家が壊れてしまうことも想定内

・

あれ？なんで俺ら生きてんの？

暑いのを我慢して最終的に死に至るなら、

今ここで死んでしまえばいいやん。

なんで暑いのを我慢して最後まで生きる必要がある？

自分たちで死んだ方がよっぽどましやない？

・

オゾン層が破壊される当日だったと思う

俺は淳太くんの首に手をかけた