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33、夜 ページ37

先生と別れ、二人の所に戻る。

「この肉、物凄くおいしいんだゾ!あ、その肉、オレ様によこすんだゾ!」

「え、ちょっとグリム!取らないでよ!」

ゴースト退治で疲れているはずなのに二人は変わらず元気だった。

「あ、ローザ!」

「どこ行ってたんだゾ?早く来ねーと飯食っちゃうんだゾ!」

そう言ってお皿に手を伸ばすグリムを慌てて止める。

「ちょっとグリム!やめなよ!」

ユウは優しいなぁ・・・

「あ、そうだ!オレ様がゴーストを退治した話を聞かせてやるんだゾ!」

「そうなんだよ!今日から私達学園の雑用係になったんだ!」

そこからは二人の話を聞きながら、ご飯を食べた。

二人は話し上手なようで物凄く面白い。

そんなこんなで話していたら、あっと言う間に10時になっている。

「そろそろ寝ないと・・・」

そうだ、私明日の朝にはほかの寮に移ってるんだった。

【明日の朝、目が覚めたら自分の寮に移っているらしいの。】

「ってことは・・・」

【うん。明日の朝には此処に居ない。】

「そっかぁ・・・」

グリム君もどこかしょんぼりした様子でこちらを見てくる。

短期間一緒にいただけだがかなり仲良くなれてるんだと実感した。

【遊びに来てくれればいいから!】

「そっか・・・分かった!じゃぁ、お休み!」

電気を消して三人でベットに潜り込む。

私の意識は暗闇の中に落ちていった。

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クルル(プロフ) - 麗さん» ご報告ありがとうございます・・・!今後も見つけたら行って下さるとありがたいです。 (2021年1月29日 11時) (レス) id: 5254ebaae5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 44ページ (人2) と変換出来てないところあります (2021年1月29日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
クルル(プロフ) - マーニャさんに褒めて頂けるなんて光栄です!更新遅いですがこれからもよろしくお願いします! (2020年7月26日 19時) (レス) id: 5254ebaae5 (このIDを非表示/違反報告)
マーニャ(プロフ) - コメント失礼します!すっごい素敵なお話で心が満たされています。こんな作品を作ってくださった作者様に感謝です!これからも頑張ってください! (2020年7月26日 7時) (レス) id: 797d2622a3 (このIDを非表示/違反報告)
クルル(プロフ) - こちらもよろしくお願いいたします。『陸に恋した人魚姫』(番外編)https://uranai.nosv.org/u.php/novel/1125kururu0/ (2020年4月29日 21時) (レス) id: c58f3a9ef4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クルル | 作成日時:2020年4月15日 18時

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