恋25 ページ26
その瞬間、私は驚いて彼を見上げる
女子達のきゃ〜！！という声
男子のやばっと凍りつく視線
リョーマくんも少し目を見開いて驚いている
『な、ななな…』
「アメリカじゃあ親しい人にはよくすることだよ？」
そう言って彼は教室を出て行った
「A！？あんたってアダムズくんとそういう仲なの！？」
『違うよ！！昨日の放課後たまたま学校で会って話しただけで！』
私が弁解すると優ちゃんやクラスの女の子達は少し落ち着いた様子だった
あっ
私は慌ててリョーマくんの方を振り向く
『リョーマくん、あのさっきのは違くて』
「何が？」
『な、何がって』
「別にあんたたちのことなんて俺には関係ないし」
そう彼に言われて私は鈍器で殴られたような感覚がした
『そう…だよね。私何言ってるんだろう』
リョーマくんは席を立ち上がり、私の横を素通りしていった
「A、今日もピアノ弾く？」
『え、あ、多分。』
「俺また聞きに行っていい？Aのピアノ好きだからさ」
『ありがとう』
休み時間になると私のとこへやってきて話す龍馬
いや、アダムズくん
『アダムズくん、私のところだけじゃなくてさ。ほら、他にも話したい子いるみたいだし』
「えーいいじゃん。てか龍馬って呼んでよ」
『でも同じ名前の子が2人いるとややこしいし…』
すると隣ではぁとため息が聞こえた
「いーじゃん、呼んであげれば」
『リョーマくん…』
「気を遣ってるのか知らないけどそういうのいらない」
『ごめん』
いつも以上に素っ気ない
私…リョーマくんに嫌われるようなことした…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 184人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シャチ大福(プロフ) - コメント失礼します！リョーマくん推しで見てきました！とても好きな作品です！！！！無理しない程度に更新頑張ってください。応援してます！ (2021年4月19日 17時) (
レス) id: 75a5cc1ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 久しぶりの更新でめっちゃ嬉しいです！！これからも頑張ってください！ (2020年12月17日 7時) (レス) id: 3e79733271 (このIDを非表示/違反報告)
プリッツ(プロフ) - Lienさん» ありがとうございます！更新が遅くなってしまってすみません！これからも読んで頂けると幸いです！ (2020年9月8日 21時) (レス) id: dbacc027dc (このIDを非表示/違反報告)
プリッツ(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます！私もリョーマくん大好きなので、こんな作品ですが今後ともよろしくお願い致します！ (2020年9月8日 21時) (レス) id: dbacc027dc (このIDを非表示/違反報告)
プリッツ(プロフ) - むうさん» 私もテニプリにどハマりしています！良かったら今後も読んで頂けると嬉しいです！ (2020年9月8日 21時) (レス) id: dbacc027dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：プリッツ | 作成日時：2020年2月18日 23時
