7、side伊野尾 ページ7
ゆっくりと
君に顔を寄せる
君は逃げない
距離をつめながら狙いを定め
そっと、キスをする・・・
「っ・・・、」
いつもより早い目覚めだった
クリーム色の天井を見つめて、夢から現実へと、意識を戻していく
見ると、時計はまだ5時前を指していた
「・・・なんで、」
なんで今さら
あんな昔のことを思い出してしまったんだろう
大ちゃんも覚えてるはずない
俺だって今の今まで忘れてたのに
なんか変だ、最近
なんか調子狂う
まあ大ちゃんといる時は常に本調子とか無理なんだけど
最近は特に普通じゃない
俺も・・・ 君も
君といる時
俺を見つめる君の
哀しそうな顔に気づいたのは
何年前のことだったかな
最近、少し俺を見つめる頻度が増えた君に
もう何もかも見透かされてる気がして
もういっそ壊れればいいなんて
身勝手な俺を
君は許してくれたりするのかな
・・・もしそうなら
またあの時みたいに
何も考えないまま
奪ってしまおうか
150人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
maimai(プロフ) - ぱんくんさん» 大好きです (2018年8月16日 15時) (レス) id: 1abc0d6970 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんくん - これでよろしいか (2018年8月16日 13時) (レス) id: d5a32181b2 (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - 大崎楓さん» ユーザー名パンくんにしなさいあなた (2018年8月15日 20時) (レス) id: 1abc0d6970 (このIDを非表示/違反報告)
大崎楓 - 事変だなんて、照れるわ( 〃▽〃) (2018年8月15日 17時) (レス) id: d5a32181b2 (このIDを非表示/違反報告)
maimai(プロフ) - 大崎楓さん» 歴史に残る事変ですなぁ (2018年8月15日 16時) (レス) id: 1abc0d6970 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:maimai | 作成日時:2018年8月5日 11時