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＊ ページ10
《 ほたる 》
ほら、また、
めんどくさい。
いつものことやから、照史がおんぶして楽屋のソファーに寝かせる。
俺は、楽屋をでる。
辞めたいなぁ。
楽屋をでて向かう場所は、自動販売機。
いつも通りやな。あいつが倒れて俺はジュースで一息つく。
こんなのがこの先も続くのか。
再び練習室に向かう。
そこに入ると倉沢の倒れたとこについた汗を拭くスタッフさん。
会話は悪口ばっか。これを聞くのもいつも通り
スタッフ「 ほんと、めんどくさいよな。紅一点。」
スタッフ「 それな！女とかいらねぇ」
多分、振付師もこれを聞きながらコーヒーを飲んで一息ついてるんやろな。
この会話にはいって悪口言いたいけど言えへん。倉沢より俺の方がストレスあるわ。
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作者名：無気力 | 作成日時：2019年4月20日 6時
